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2019年10月15日01:54

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寒くなって来た〜ハナレイ・ベイ〜

10月14日(月)。
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昨日の夏に逆戻りから一転。
この秋一番の寒さ。
気がつくと鼻水が垂れていた。

台風19号が各地で甚大な被害をもたらしていることに愕然とする。
自分は自分の住んでいるところをあっさりと通過したので、あー良かったと思い他も同じだろうと軽く考えていた。

取ってつけたようですが、被災地のみなさんの一刻も早い復興を願っております。

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10/12
10月-4 ハナレイ・ベイ
2018年 LDH 97分。
原作 村上春樹
脚本 監督 松永大司
出演 吉田羊 村上虹郎

【あらすじ】
シングルマザーのサチは、息子タカシがハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったと電話で知らされる。彼女は息子が命を落としたハナレイ・ベイに向かい、海辺の近くの大きな木の下で読書をして過ごす。それからサチは10年、息子の命日の前後、この“行為”を続ける。やがて彼女はいつもの場所にテントを張ってサーフィンをする2人の日本人青年と出会う。サチは彼らに亡くなった息子の面影を重ね、交流を深めていく。


今作の製作会社LDHと言う会社は聞き慣れないなあと思っていたが、EXILEを擁する会社が映画事業にも進出するにあたって作った会社らしい。
その会社が村上春樹の地味な短編を映画化するのだからその心意気を買いたい。
事務所に所属する若手タレントを売り出す手段にしても。

原作はずっと昔に読んでいた。
短編集の中の一編だが何故か印象に残っていた。でももうあらすじも忘れていた。
この映画はきっと「トニー滝谷」を目指したんだろうと思う。
孤独と静謐さと愛する人を失った哀しみと。

なかなか難しい評価になる。
こういう映画はテクニシャンが手の内を明かさずに淡々と描いて初めて成功するのだろう。
亡くなった市川準のように。
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