2月27日(土)。
写真では分かりづらいが、陽の光が一気に明るくなって、もう本当に春の様だ。
とか言いながら春ちゃんは素直には来てくれず、焦らして焦らして「♪春は名のみの」なんて言われながら、ようやく腰を落ち着けるのはまだまだ先だ。
散歩を始めた。
一日10分。
少しずつ距離と時間を伸ばしていくつもり。
2月-17 酔っぱらい天国
1962年。松竹。93分。モノクロ。
出演。 笠智衆。倍賞千恵子。津川雅彦。
監督。 渋谷実。
妻に先立たれた渥美とその息子は揃って大酒呑み。
二人仲良く暮らしていたが、ある日息子は酒の席のケンカの仲裁に入って頭をバットで殴られ死んでしまう。
殴った男はプロ野球の人気投手で金の力で示談に持ち込む・・・。
滅多にお目にかかれない笠智衆の軽妙な酔っぱらい姿や、伴淳三郎のくだまく姿で、最初のうちは喜劇かと思っていると、話しが進むにつれて悲劇的な様相を帯びて来る。
タイトルの「酔っぱらい天国」は〜浮き世の憂さも酒次第〜みたいな長屋の人情噺かと思ったら酔って事件、事故を起こしても「酔って何も覚えていません、知りませんでした」で通る社会、法律を暗に風刺しているのだろうか?
脇役で出ている三井弘次が惚れ惚れするほどいい。
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