久しぶりに週刊文春を買ってみた。

2月18日(木)。

今日は録画しておいた「ブレードランナー」と3時半から放送の「スローなブギにしてくれ」を見ようと心も身体も準備万端にしていたのに、いきなり野暮用が出来て慌ただしく街に降りる。

野暮用は意外にも早く終わったので、滅多に飲まないセブンイレブンの100円コーヒーを飲んでみる。
以前飲んだ時はずいぶん苦かったが今回はそうでもなかった。
まあ、100円ならいいか。

ついでに「週刊文春」を買って、近くのベンチに座ってパラパラ。
小林信彦が去年の邦画ベスト1は
「海街diary」だと書いている。


映画よりも原作の吉田秋生の方が素晴らしいらしい。
その筆致が鎌倉の海の匂いを感じさせてくれるとか。
漫画と原作は違って当たり前で、映画より漫画が良かったとか比較したこともないけど、
マイミクさんお二人も吉田秋生の原作を絶賛しているし、読んでみるかなあ。

今回「週刊文春」を買ったのは、ゲスでも連れ込み議員でもなくあの「少年A」の記事が載っていたから。
神戸で事件を起こし、出所後去年「絶歌」なる自叙伝を出版したあの少年A。
自叙伝は読まなかったが、もう怖いもの見たさ。笑。
一体元少年Aはどうなっているのか？

自分が生きてきた中で色んな事件を見てきたが、例えば大久保清事件、駆ける消防士勝田清考、北九州の一家連続殺人、それより一番怖いのが少年Aだった。

この怖さはなかなか言葉に出来ない。
これは治らない病気なんだろうと思う。
自分の生きている限り、二度と凶悪な重大な事件を起こさないで欲しいと願う。
殺害された土師淳君の父親は「手記によって二度殺された」と書いている。
現実に事件を起こさなくとも、こうして何度も誰かを傷つけたりすることがないように祈るばかりだ。