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2016年02月18日08:28

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つぐみとキャバレー。

2月17日(水)。
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今日も良く晴れた。
陽射しも暖かかく、そして霞がかかっていた。
まるで春みたいだ。

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2月-7 つぐみ。
1990年。 松竹富士。105分。
出演。牧瀬里穂 中嶋朋子。
監督。市川準。

生まれつき身体の弱い、そして悪魔の様な町一番の美少女とその従姉妹の一夏の物語。

いやあ、もう正調市川準だ。
ゆっくりとした入り口から終始そのペースを崩さない。
その間に挟まれる微笑ましいエピソード。
退屈と緊張の絶妙なバランス。

つぐみと恋人が不良グループに襲われた時の遠景。
手前の広々とした青い海、その遥か向こうの浜辺で乱闘場面は行われているのだがカメラは一切近づかない。
米粒ぐらいの人影が争っている。
だから迫力満点ではないが、その肝の据わった引き方に感動する。
かつて、こういう乱闘場面を見たことがなかった。
そして、全てを見終わった後で納得する。
あの遠景の場面から市川準のマジックにかかっていたのだと。
ラストカットの寄り、ヒロインの笑顔。
な〜んだ、子供騙しのオチかもしれないが、ラストカットに救われる、解放される。
面白かった。それにしても「トニー滝谷」が見たい。

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2月-8 キャバレー。
1972年。 アメリカ。124分。
出演 。ライザ・ミネリ。マイケ ル・ヨーク
監督。ボブ・フォッシー

1931年、ベルリン。
キャバレーで働きながら大スターを夢見る少女とイギリスから来た青年の恋物語を主軸に、その周りの人間を描く。

公開時に劇場で見た。再見。
公開時の印象は恋物語よりも、歌って踊る楽しい場面の裏で、静かにナチスが台頭している、その怖さを描いた二重構造かと思ったが、どうやら違ったらしい。笑。
でも、この映画の価値は下がらない。
面白かった。

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