9月4日(金)。
3日の続き。
小雨に濡れながら、向かったのはライブハウス、公園通りクラシックス。
向かってる途中、ロフトの横で紀伊国屋書店を見つけて、懐かしさのあまりコーヒータイム。
東急プラザが取り壊しになって、紀伊国屋書店はどうしただろうと気になっていたから、嬉しくなった。
さて、時間も迫ってクラシックスに辿り着く。
ここは元、ジァンジァンと言うライブハウスだった。
昔何回か来たことがあって、ダウンタウンブギウギバンドの前座の所ジョージを見たのも、ここが初めてだった。
今日のお目当は山下洋輔。
山下洋輔のことは昔の日記に書いている。
2013年3月18日。
暴風雨。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1896249778&owner_id=42625996
8月21日(金)
夜風。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1945330111&owner_id=42625996
以前は男だらけのパワフルな編成だったけれど、今回はベース、ドラムの男性陣にうら若き、それもフルートの美しい女性の参加。
会場は200人規模の小さな場所。
演奏する4人が良く見える位置に陣取って開演を待つ。
7時半をちょっと過ぎて、4人がステージに登場。
簡単な自己紹介の後、すぐにプレイが始まった。
いや、もう40年前と殆ど変わらない。
山下洋輔の疾走する指先、乗って来ればひじ打ち、椅子から落ちるんじゃないかと思うぐらい飛び上がる。
かと言って、バラードの時にはねっとり絡みつく様にピアノを弾く。
正面に立ったフルートの女性が、長身、立ち姿が美しい。勿論小顔で見栄えがする。
彼女はノッて来ると前のめりになる、そして今度は仰け反る。ああ、これはサックスと変わらない、人間リズムを取るとみんな同じかもしれない。
ベースはベースらしく出しゃばらず淡々と弾いている。
ドラムがいい。全体を見まわしながらドラムを叩く。その音が心に残る張り付いた音。
曲の終わり、山下洋輔とドラムの彼が激しい応酬を繰り広げ、お互い目と目で探りながら着地点を探っていく。
そのスリリングなこと。
決まった後の爽快感。
ライブの醍醐味だなあ。
非常に楽しい血の騒ぐライブだった。
最後までいると帰ってこれないので、残念ながら途中退席。
新幹線を乗り継いで、夜11時半帰宅。
ああ、いい一日だった。
余韻を楽しみながら、つまみもなしに良く冷えた一の蔵をグビリ。
長い一日が終わった。
ログインしてコメントを確認・投稿する