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2015年07月13日02:34

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エアコン RAS-406PDR 故障

今日は暑かったが、大事件発生。
リスニングルームのエアコンが壊れた。

東芝のRAS-406PDRという機種だが、我が家には東芝エアコンが3台あるが、この一台だけが良く壊れる。ちなみにあとの二台は壊れたことがない。
このエアコンは2001年式だと思うが、
あとの2台は1998年式と2005年式だと思うから年代に関係なく単にこれはハズレなのだろう。

まあ、よく壊れても根性で修理し続けているのだが、
いつも決まって壊れるのは室外機のインバータ基板で、これを丸ごと交換してしまうのが普通の修理だが私は根性で基板修理を実施している。

過去の故障履歴は
1.
運転しても風が出ずまったくコンプレッサが動かなくなった。
これはインバータ基板の整流ダイオードと力率改善用のIGBTが一体になったモジュールが死んだので交換したら直った。
2.
真冬に暖房かけたらいつまでたっても温風が出ず機械がひんやりしていた。四方弁という冷暖房切り替えのバルブが通電しっぱなしになっていたのでコネクタを抜いたら見事に暖房に切り替わった。
調査したところ切り替え回路の基板のパターンが切れていた。
3.
またしても室外機がまったく動かなくなった。
内部の+5Vと12Vを作っている電源回路が死んでいた。
MIP0223というパナソニックの電源ICに接続されている電解コンデンサのリークが原因。交換したら直った。
4.
またしても室外機が動かなくなった。
調べたら内部の+5Vと12Vを作っている電源回路のトランスの巻線が端子付近で断線していた。
端子のすぐそばの露出部分だったので。継ぎ足しで修理した。
5.
運転していないのに、いきなり電源のブレーカが切れて家中真っ暗になった。全部ブレーカをオフにして一つ一つ入れていったら、このエアコンの回路が原因だった。
原因は、1.と同じで、整流ダイオードと力率改善用のIGBTが一体になったモジュールがショートモードで死んでいた。

こんなに壊れるエアコンは滅多にないが、、、

最近壊れないなあ・・・・・と思っていたらいきなり今日は風は出るけど冷えなくなった。
室内機を見るとランプがチカチカ。これはただ事ではない様子。

どうせまた室外機の基板が死んだのだろう。と思っていきなり室外機の基板を取り外して基板を洗浄。
なぜなら、このエアコンは3階のベランダに置いてあるが、海岸地域に住んでいるため、塩害が酷くて故障の原因になっている。
まあ、家にある2005年式の一番新しいエアコンは、基板がきちんと絶縁コーティングされているので塩害による故障は心配しなくても良いのだが、、、
いずれにしても、エアコンの設置場所は海岸からの風雨を直接浴びるような場所は避けたほうが良いし、海岸地域の場合は台風のときはエアコンの室外機にカバーをかけておくと良いかもしれない。

久しぶりにあけた室外機のインバータ基板は、やはりかなり塩害気味で、一部に緑青が発生したりしていたが、怪しいところを見つけて導通チェックしてみたが問題なし。
本体に取り付けて、+12Vと+5Vの電圧を確認したが異常なし。

よく観察すると、普通は電源コンセントを差し込んで、リモコンで運転開始して4分くらいでカチンとリレーの音がして電源が入るのだが、その気配がまったく無い。

こりゃ、いつもの故障とは様子が違うので、いまさらながらまじめに普通の修理手順を実施w。

まずは、リモコンの点検ボタンを押してエラーコードを調べる。
04、07,、08のエラーが出ている
エラーコードはここで検索できる。
http://www.toshiba-carrier.co.jp/cgi/support/mobile/input.cgi?b=1
04:室外→室内信号伝送異常
07:室外 コンプサーモ、室内 温度ヒューズ動作
08:室外 四方弁切り替え異常
ということだが・・・・。

室外機と室内機は3本線でつながっているが、1-2-3という端子で
インバータ基板の箱に書いてある説明によると
1-2はAC200V、2-3はDC15〜25Vの電圧がかかると書いてあるが、2-3の電圧がかかっていない。

う〜ん。これは04と、07が怪しい。
室内機側の故障だろう。
過去、いろいろなエアコンを修理してきているがこんな故障は経験したことがない。

ということで、今日は夜中なのであきらめて撤収。
このエアコンは、いわゆる新冷媒(R410A)の初期型であまり具合が良くないというか、当時のR22のエアコンと比べて暖房の効きがいまいちで効率が悪い。、
新しいエアコンでも買おうかな・・・・。
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