日本と海外の「女性主役」の意味の違い・・・

例えばガルパンとか艦これって、出演者女性ばかりですよね。
これって女性の地位が向上したからアニメやゲームのキャラにも進出してきて
キャストを独占してるんじゃないですよね。
むしろ全くその逆で、男性の趣向に合わせて、可愛い女性しか見ていたくないから
全員女の子なんですよね。

例えば刀剣乱舞とか、男性しか出てきませんが、これって女性差別で
キャラに加えない・・ってわけじゃないですよね。
いやむしろ全く逆で女性の賞味に合わせて、かっこいい男性しか見ていたくないから
全員男の子なんですよね。

例えば最近のハリウッド映画って、ターミネーターやスターウォーズとか
女性が主人公なのが多くなってきましたよね。
これは女性の地位が向上してきて男性ばかりが主人公じゃ差別だ・・みたいな
流れですよね。

例えばハリウッド映画のアベンジャーズなんか見ると、やっぱりヒーローは男性キャラが多いですよね。
これはやっぱり地球をまもるヒーローはたくましい男性がふさわしく
女性だとやっぱり頼りないんじゃないか・・っていう偏見で
最近はそれに配慮して女性ヒーローもメンバーに積極的に入れて来たりしますよね。

日本で女性を主人公にするのは女性に配慮してるのではなく
むしろ男性の趣味に配慮しているのに対し
欧米では全く逆で女性を主人公にするのは女性への配慮と言える。
また欧米で男性ばかりを主人公にするのは女性差別的な意味合いもあるが
日本ではむしろ逆で、女性への配慮という事ができる。

ここで私がすごく不安に思うのは「ナウシカ」がハリウッドで映画化された場合のキャラ設定なんですよ。
なんせナウシカが女性なのか？と言うと、日本では特に女性差別に配慮して
フェミニストたちに配慮して女性を主人公にしたわけではなく
どうせフィクションならオッサンや悪ガキじゃなくて、見場のいい女の子の方がいいなぁ・・という、むしろ男性の趣向に配慮だと思うんです。
しかし欧米では意志をもってしっかりと自立している女性の象徴のような感じでとらえると思うんです。
するときっとマララちゃんとかグレタちゃんみたいな「ナウシカ」になっちゃう気がするんです。
それ、確かに間違いじゃないんだけど、「思ってたんと違う・・」ってなるんですよ。