mixiユーザー(id:417253)

2020年09月28日14:01

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フェルマーの最終定理

この本を今読んでいるんです
数学苦手な私が
なんで読んでるんでしょう?(笑)


これ、フェルマーの残した問題のせいで
翻弄された数学者たちを歴史的な視点で
述べているので

数学の難しい問題集じゃないからです


元々は「ピタゴラスの定理」から発生した
難問なんですって

皆さんもこれはご存じですよね

X²+Y²=Z²


ピタゴラスよりも1000年前に
中国人やバビロニア人は是を利用していたのですが
直角三角形で成り立つことを示す手段が無かったそうです
数学的証明を探すことは絶対的な知識を探すことなんだそうです

で、フェルマーは
その変形を考えた

X³+Y³=Z³


単に指数を2から3に二乗から三乗へ変更しただけ
ところがこの新しい方程式には
整数解が無さそうに見えた

たったこれだけの変更を施しただけで
無限の解を持つ式が
一つも解を持たないモノにかわってしまっていいものか?
フェルマーはさらに変更を加え
指数を3よりも大きくしてみた

そして、その式もやはり解が見つからなかった

方程式
Xのn乗+Yのn乗=Zのn乗
nは3,4,5,・・・

を満たす三つの数は存在しないと言う事。

「算術」の問題8の横の余白に自らの考えを記した。
”フェルマーの三つ組み数”は無限にある宇宙の何処にも存在しないと述べたのである


自身は証明できると考えていた
そしてメモを残した

「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるので
ここに記すことができない」
と・・・

こんにゃろな
思わせぶりなこのメモが
後に「フェルマーの最終定理」と呼ばれ
この先、数世紀にわたり世界中に知られ
後世の宿題となったのである。


私は凄く難しい数式だと思っていたので
あら?結構単純な数式じゃないですか?とnに数字を当てはめたくなりましたよ

フェルマーの生きていた時代は
「ペスト」も流行、一時彼も1652年危篤状態になり
知り合いには死んだと思われたそうです
フランスはリシュリュー枢機卿が宰相になった事で
彼の陰謀と策略に巻き込まれないようにと

フェルマーも目立たずおとなしく暮らしてたそうですが
その分数学にのめり込んだそうです

病気で1665年に亡くなったそうです
その後はフェルマーの息子が
フェルマーの書き込みも含めて「算術」の特別版を
世に出すことになる


そして1995年に数学者アンドリュー・ワイルズは完全証明を成し遂げる
3世紀にもわたる数学者達の挫折と栄光の物語である。

日本では谷山豊、志村五郎という方々が載っています
結構凄い人達です

読み進むごとに難解な数式が出てきて
楕円方程式とか言われても、ゲゲッって思います( ^o^)

最後まで読めるかどうかはとうてい予想もできませんが・・

写真は今読んでいる本です
「屍鬼」が上下巻あって手強いです

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