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2019年05月10日17:51

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活版印刷三日月堂

ほしおさなえ著

シリーズであるんです
今、二冊目を読んでいます


父も祖父も母も亡くした弓子が
残った「活版印刷機」を使って


名刺を刷ったり
チラシを刷っていく中で
関わる人を幸せにしていく話です

これが
深いのです・・
重い内容もあるんだけれど
でもいいお話ばかりなんです


TVでやってほしいなあって思います


活版印刷はグーテンベルグが
発明したのかな?
1455年に”グーテンベルグ聖書”を印刷した

ルネッサンスの三大革命は
「火薬・羅針盤・活版印刷」である
この印刷革命
手書きで書き写されていた本が
印刷されるようになった


最近
又、
活版印刷の名刺とか
注目されているのです

文字を拾って原稿を作るので
手間がかかるけど
あったかいイメージを感じさせるそうです

昔は本はこれで作られていたのだから
大変だったんでしょうねえ


今はパソコンでいくらでもフォントを選べて
印刷できるので
凄い時代になったと思うわ


印刷技術は進歩しているんだけど
活版のあったかさは別物なんですって


”印刷物は言葉の仮の姿だと思うんです。
「残す」というより、言葉を複製し、多くの人に
「届ける」事が目的。
本当に大事なのは言葉ですよね。その紙がなくなっても、書かれていた
言葉が人の心に残れば、それでいいと思うんです。”(「海からの手紙」より)

ペーパーレスとか言われているけれど
やっぱり印刷物として読むのは格別ですね
小説は紙の本で読みたい私です

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