別れの瞬間

唇を重ねるだけで終わる

そんな1日の方がきっと良い思い出で

その先へ進み過ぎて

お互いが深みにはまって

抜け出せなくなるような1日よりかは…

どれ程時間が後ろ髪を引っ張っても

その方向へ歩けるはずもないのに

何故何度も振り返ってしまうのか

愛しき日々はモノクロというより

鮮やか過ぎて眩しい光のような物…

浅く抱き締めるだけで良い

キミは薔薇、ボクは何者？

深ければ深いほど痛みを伴う

その痛みさえ好きでいられたら

手を離した瞬間でさえ

愛しく思えたのかな…