汚れたままで生きてきたから
今更綺麗にしようとしても
真っ白にはなれない
あの干された洗濯物のように
風に撫でられて陽に当たり続けたい
そしたら涙で濡れた心も晴れるのかな
色が染まれば重ねていくしかない
悲しい時には暗い曲を
楽しい時には明るい曲を
似ている物を重ねたら
鮮やかさを失った深い色へ変わる
それが美しいのか分からない
自己評価では見極められない心の配色
誰かに感想を抱いて欲しいから
今日も言葉を溢している
染まる染まる
少しずつ変化していく
錆びる錆びる
酸化した血痕のように
揺れる揺れる
風に揺られた洗濯物みたい
キミは何色でボクは何色?
見た人にしか分からない
見た人だけ分かってしまう
その人の色彩を…
【個性】
ログインしてコメントを確認・投稿する