家庭とは

本当は、家族は人生に影響が大きいものです。
毎日幾年月を重ねて、その家庭の感性の中で過ごすのです。務める会社の環境も人格形成を促し人を大きく成長させますが、衣食住を共にする空間の影響は、それ以上のもの。テレビを見ても、その受け止め方も相違が生まれるほどの影響力です。
人は神さまから与えられた生み落とされた家を受け入れて成長します。

この家庭環境づくりは重要です。
家庭を設定する人のセンスは、家族に影響を与えます。

それを受け入れたり、環境づくりに参加して、より良い空間と時間を紡ぎ出すのが家族です。

この家族の中に神様が下さった新たな命が産まれることは大きな喜びです。

これまで繋がり重ねてきた空間に家族が一人人格が仲間入りするのです。それはこの上ない喜びです。

時を共に紡ぎ、喜びも幸せも悲しみも分け合うことができる家族。
共にある喜びはこの世界の喜びでもあるので、また互いに時と空間を、工夫し共有し私達は成長します。


経済面、衛生面、ぬくもりのある会話、自然に面した家、文明の利器に近い都会の真っ只中の家。要素はいくつもありますが、その中の幾つかに優しさが込められていれば、家庭が心地よい空間であれば、社会で働く人が安定してやる気を持ち、子供は学び舎で躍進します。


家庭は、社会構成の、基盤です。

人それぞれが個性を持ち、社会の役割を持っています。その人々がいきいきと活躍するためには、活躍する人を社会に送り込む為には、家庭という基盤をまず補いその成長を促し、何より尊ぶことではないかと、強く思います。

勿論、生まれ落ちた家庭の苦難を乗り越えたり、遭遇した運命を乗り越え活躍される人は多いです。

しかしそれは、その人間が経験をもとにさらなる成長した家庭を築き育む希望がそこにあるからです。

仕事だけを尊べば、いずれ基本である家庭や個人である我が身も、軽んじられることになります。

尊ぶべき基盤は家庭ではないでしょうか？