年輩男性の皆様、大丈夫ですか。馬鹿になっていませんか。
女性の皆さん、まぁいいじゃありませんか。日本ラグビーがホームユニオンを2カ国も倒して、文句なしでワールドカップ決勝トーナメント進出を決めたんですよ。
先週は、職場でワールドカップの話が出るたびに、私は「シィーーーッ!」と指を唇に当てていました。4年前に南アフリカに勝って「決勝ト−ナメントだぁっ!」と浮かれて、スコットランドに負けて、勝敗数で3ヵ国が並んだものの、勝ち点差で決勝トーナメントに行けなかったことを覚えていたからです。
4年前は、1億2千万人の日本人が浮かれすぎました。
浮かれて浮かれて、決勝トーナメント出場が既定路線のように思えてしまって、ラグビーの神様を怒らせたのです。だから駄目だったのです。
今回は、日本人が浮かれすぎないように抑えて回るのが、私の役目だと思っていましたが、奏功しました。私も自分の役目を果たせてほっとしています。
ワールドカップでの戦績
1991年(ウェールズ大会)
日本9
スコットランド47
2003年(オーストラリア大会)
日本11
スコットランド32
2015年(イングランド大会)
日本10
スコットランド45
ワールドカップ以外のテストマッチも含めた両国の総戦績
日本1勝
スコットランド10勝
これでいったい誰が日本が勝つと予想したでしょうか。
2019年(日本大会)
10月13日
日本28
スコットランド21
うひゃひゃ、うひゃうひゃ、うひゃうひゃひゃ!
次は決勝トーナメント1回戦で南アフリカ戦ですか。もういいじゃありませんか、ねぇ皆さん。球形ボールのサッカーのトルシエジャパンだって決勝トーナメント1回戦は勝てなかったんですよ。
ラグビーが勝てなくたって、責められやしませんよ。
勝ってもよし、負けてもよし!
善男善女の皆様は、テレビの画面に向かって、日本ラグビーの応援歌を精一杯歌いましょう。4年前の応援歌は、ボブ・マーレイの「バッファローソルジャー」の替え歌でしたから少し難しかったのですが、今回のは簡単ですよ。
ラグビー日本代表応援歌
作詞:山本幸輝(やまもと・こうき ヤマハ発動機)
ジョン・デンバーの「カントリーロード」のメロディーで
ビクトリーロード
この道
ずっと
行けば
最後は
笑える日が
来るのさ
ビクトリーロード
段々スピードを上げながら3回歌います。以下の歌い方を参考にしてください。
https://mainichi.jp/articles/20191016/k00/00m/050/311000c
それから国歌斉唱の時には、南アフリカ国歌に耳を澄ませてください。
歌い出しに「ウンコ」と言っています。
曲名は「ウンコ・シシゲレリ・アフリカ(神よアフリカに祝福を)」
うんこししげれーりーあーふりーかー、まるぱかにーすぅぽんどらぁよぉー、いざいみたぁんだぁぞぉいぇつぅー、うんこーしぃーしげれーらー、ちーなーるさぽらぁよぉー
で始まるこの歌は、ご存じの方も多いと思いますがこの箇所はズールー語です。
ズールー語のウンコは「神」。日本語の同じ発音の単語とはなんという違いでしょう。
世界は広い!
広いのです!ラグビーは実に奥深い勉強ができます。
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