mixiユーザー(id:411965)

2020年04月09日01:07

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断らないという貧乏くじ

 まず、僕は学生時代にあまり良い成績ではなかったこともあって自分以外の(知り合いの)お医者さんを尊敬している。ところが、今日「そうではない」お医者さんを知ってしまった。

 夕方に電話があって「一昨日から高熱が出ているのだけれども、診察に行ってもいいだろうか?」というもの。時節柄「まず、保健所に電話してください」と伝えると「保健所に相談したら、その症状だったらかかりつけ医を受診してください、と言われました。それでかかりつけ医に電話したら断られて・・・」ということらしい。

 「えっ?!そこで断るか・・・」と逡巡していたら事務の人が気を効かせて「先生からは断りにくいと思いますので、私から断りましょうか?」と言ってくれてはっとして「いや、受けます。来て貰ってください」と。

 で、結局診察してコロナかもしれない手順の検査をして「まあ、これはコロナじゃないです。風邪と言うよりも細菌感染を起こしているようなので抗生物質を出しますので効いたら熱は下がりますよ」と診察を終わった。そこで患者さんがぽろっと「○○医院は熱があるだけで断られてしまったんです・・・」と言ってかかりつけの病院の名を知ってしまった。あいつかあ!!

 いや、その気持ちも判らないでもない。実際うちも数日前に「お宅でコロナが出たと聞いたのですが、私は4月1日にお宅を受診しているのですが、どうしたらいいでしょう」という電話があった。かなりカチンときて「うちではコロナは一例も出ていませんよ!それ誰に聞いたんですか!」「えーと、あの朝市でどこかのオバサンに・・・」(ウソだ!近所のどこで朝市なんてやってるんだ。絶対に知り合いだな)と思ったけれども「判りました。次に朝市でそのオバサンに会ったらそれはウソでデマを広めるな!と言っておいてください!」と電話を切った。

 かように風評被害が実際に起こるのだ。実はこの医院だけでなく、高熱の新患が最近けっこう来院する。多分、近所では断られているのだろうなあ。

 でも、だからと言って「しんどい」という患者さんを断ってもいいか?いや、それは医者としてやったらダメだろう。
 そこはうちよりも流行っているから近所のお医者さんとして尊敬していたのだけれども、もう尊敬しなくてもいいや。

 このコロナの疑いに対する診療報酬上乗せってのも多分“診察を断る開業医が意外と多い”というところからついたのだろうなあ。つまり、全国的に開業医は断ることが多いのだ。
 ただ、個人的には「それは断ったらダメだろう」とは思うけど。

■コロナ患者診療で報酬上乗せ 厚労省、対応機関増加狙い
(朝日新聞デジタル - 04月08日 19:13)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6039642
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月09日 01:13
    この日記、転載可でしょうか。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月09日 02:07
    > mixiユーザー 

    これは光栄です。よろしくお願いします。

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