カズレーザーの実力の片鱗「ガンダムのしくじり」ＴＶ

　放送を見て、色々な意味で「カズレーザーってすごいなあ」と思ってしまった。「ガンダムの魅力を語る」というのなら芸能界でも数多くのガンダムファンがいる。しかし、カズレーザーは「しくじり」というキイワードでいわゆるモビルスーツの魅力とか兵器としての運用とか、本当は自分が一番語りたいことをあえて避けて（カズレーザーがかなりの兵器マニアというのは沸騰ワードの番組で公然のものとなっている）ガンダムの番組としての歴史的立ち位置とアムロに注目して「あまり興味のない」であろう世代や女性たちに対して「この時代に人気が出なかったのはこういうわけだよ。でっも、今から考えたらそこが魅力的だろう」と語っているのだ。

　そして番組中ではあまり「リアル」という言葉を使わなかったにも関わらず、ラストで「唯一リアルでない部分があります。それは戦争が終わることです」と格好よく決めている。うん、これは確かに見事だ。

　この調子でカズレーザーの抗議で「モビルスーツのしくじり」とかも見てみたいなあ。

「機動戦士ガンダム」の“4つのしくじり”とは？ 主人公を愛せない・必殺技がない…Abemaビデオで無料配信中
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=50&from=diary&id=6028437