mixiユーザー(id:411965)

2020年03月20日02:58

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しょうもないラノベの存在意義

 とあるラノベ作品のコミカライズをネットで読んでいたら結構面白かったので、本屋で原作をみつけてチラチラと読んでみた。すると、これがまったく面白くない。いや、それどころか小説にさえなっていないように思える。まずとにかく地の文がヘタでダラダラと会話だけが延々と続く。さらにゲーム画面のステイタスがやたらと表示される。そして今の攻撃で攻撃力があがって、○○のスキルを手に入れた、という画面が続く。さらにやたらと擬音が多くて戦闘シーンなどは「ギーン」「ガキーン」「ギューン」ばかり。
 ゲームマニアがゲームをする感覚でそれをそのまま小説化したような感じで少々気持ちが悪いのだ。
 これがコミカライズされた場合、面倒なゲーム画面は極力少なくなって、会話シーンはコマ割りによってスムーズに行なわれる。そして擬音だらけの戦闘シーンではその擬音の部分に主人公が剣を振るったり、敵と剣を交わすシーンが描かれるのでまったく不自然さはない。
 要はコミカライズして初めて物語として成り立つような作品なのだ。よくこんな小説が出版されたものだと思うけれども、逆に考えれば絵は巧いけれども、ストーリーを考えられない漫画家に原作提供するためだという意見も成り立つ。
 まあ、何にしてもどんな媒体でも面白ければいいのだけれど。


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