先日、関西の情報番組「ミント」で1973年のトイレットペーパー騒動の原因となった千里のスーパーの元店主という人が出演して事情を語っていた。
つまり、その店では一ヶ月以上前から「トイレットペーパーの特売」を予定していて、チラシを印刷して当日に新聞に入れて配布。そしてスーパーに行って見たらものすごい行列が出来ていて準備した500個があっというまになくなった、という出来事があった。これを「トイレットペーパーに群がる主婦」ということで新聞が紹介したらあっという間に日本中で「トイレットペーパーがなくなる!」とばかりに買占めに走ったというのだ。
つまり、この騒動は「新聞が作った騒動」だということが出来るのだ。当時は仕方がないかもしれないけれども、現代でもなんとマスコミは同じことをやっているのだ。
それでいいのか?SNSでそういう噂が出てきても、所詮は一部の話、ということで収束するけれども、マスコミが「SNSでこういう噂が広まっている」とか報道したせいで今回のような騒動になってしまった。
ちなみに1973年の時点も現代でも製紙業界のトイレットペーパー製造に関してはまったく普通に製造していたのに。
トイレットペーパー買い占め元凶はデマだけか メディア報道に潜む「大罪」――データで迫る
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=6010382
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