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2021年04月13日20:53

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松岡圭祐「義和団の乱」

松岡圭祐「義和団の乱」読了。

文庫「黄砂の籠城 上下」「黄砂の進撃」の3冊を再構成して合本にしたもの。
単行本2段組537ページの大ボリューム。
ストーリーは、民間の反乱集団、義和団と清朝の軍隊によって、北京の東交民巷という公使館が集まる地区に押し込められた11か国の公使や駐在武官、民間人などが籠城するという史実に沿って進む。
大きくは義和団の張徳成の視点、日本人伍長櫻井の視点で進む。登場人物は膨大だが、やはり日本人駐在武官柴五郎の描き方が、上手い。
細部はどこまで支持うかわからないくらい、エンターテインメントになっている。
長かったが、それに見合う面白さ。

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