mixiユーザー(id:4119189)

2019年12月08日22:00

18 view

若竹七海「殺人鬼がもうひとり」

若竹七海「殺人鬼がもうひとり」読了。

東京ではあるが、多摩のハズレの方にあるど田舎、辛夷ヶ丘。
辛夷ヶ丘署の生活安全課の砂田三琴は、相棒の田中盛と一緒に、刑事課の手伝いをさせられる事が多い。
というもの、もともと事件が少なく人員もない辛夷ヶ丘署で、放火殺人事件がおきたからだ。
辛夷ヶ丘署は、ダメな警官の吹き溜まりと言われており、実際、砂田の上司も、個人的な利益ばかり考えている。
そして、砂田たちのやることは……。

ピカレスク(悪漢)ものというのか、黒い話が集められた連作短編集。
各話で主人公が変わることがあるが、拳ヶ丘署の酷さ、そして砂田の影は常に出てくる。
面白く読んだ。若竹七海さん、こういう引き出しもあるのね。


今日は久しぶりの友人と都内で会う。
話は盛り上がるが、夕方前にそれぞれ用があるので、別れる。
帰りに池袋で、コミケカタログを購入する。
これでサークルチェックだ。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する