佐藤青南「オイディプスの檻　犯罪心理分析班」

佐藤青南「オイディプスの檻　犯罪心理分析班」読了。

エンマ様シリーズの佐藤青南氏の新シリーズ。
主人公は、女刑事、八木小春。彼女がプロファイリングの専門家、土岐田（科警研の捜査支援研究室所属）の「お守り」を任される。最初は意味が分からなかったが、全く空気を読めない土岐田は、聞き込みすらできないのだ。彼は女子校生失踪事件を、シリアルキラーによる連続殺人と考えて、似たような事件を探している。
小春は、土岐田と同じ研究室に属する、公安の塚田、データ分析が得意なエイジの3人と組むことになるが、土岐田が発達障害、塚田とエイジがサイコパスだと知る。
まあ、こういう特殊チームものにありがちな展開で、よく言えばなかなかの出来、悪く言えばありきたりなストーリーである。しかしキャラクターがよくできているので、ドンドン読ませる。シリーズ2作目に期待。


昨日は久しぶりに、知り合いの30代女性とランチ。
まあ、楽しかったが、妹さんの子どもがもう大きいとのこと。
たまにしか会わない人の周囲は、アッという間に変わるものだな〜。