秋の旅３　東大寺　奈良　　2020年11月13、14日

奈良公園の北側若草山の麓までの広大な敷地に広がる巨大な寺院東大寺。南大門を入り、正面に位置するのが本尊盧舎那仏（るしゃなぶつ）を安置する金堂（大仏殿）。聖武天皇の時代745年（天平17年）に着工し12年の歳月を要したとされる国分寺の総本山。
偶然11月の毎週金曜日に限り夜8時までライトアップが行われていると教えて貰い、たまたまその日に当たったのでJR奈良駅近くの宿泊先から歩いて拝観に赴いた。真っ暗な道を辿り南大門を通り、朱塗りの回廊を抜けると、美しくライトアップされた大仏殿が目に入る。
中では、丁度奉納演奏会が行われていて、ソプラノの歌い手さんとピアノの伴奏による日本の歌が披露されていた。大きな空間に、幻想的と言って良い歌声の響きを堪能することが出来た。
翌朝も再びこの地を訪れ、戒壇院千手堂の７年振りの特別開帳と更に二月堂まで足を運び、古都の秋に浸ることが出来た。
とにかく広いと言うのが率直な感想として残った。