秋の旅２　高野山　　　2020年11月13日

高野山は、和歌山県北部に位置する周囲を標高1000mの峰々に囲まれた東西６km南北３kmの山上の盆地の総称。弘法大師空海上人により真言密教の根本道場として816年（弘仁7年）開創された地。この地を訪れるのも初めてのこと。
高野山全体を金剛峯寺と見立てて、真っ先に整備に着手されたのが壇上伽藍（だんじょうからん）で、境内の核に当たる場所。そして、弘法大師入定の地として御廟がある奥の院が信仰の中心となっている。実際に現地に身を置き、歩いてこの目で確かめることで初めてピンとくることが実に多い。
秋の観光シーズンにもかかわらず、実に静かな拝観となった。
この地も、今回はその片鱗に触れたに過ぎず、願わくは一人でじっくり訪れてみたいものである。