2020.1/26(日)句会募集 & 根津美術館庭園吟行句

※開催時間を変更します！
13時→14時からのスタートとなりました。
14時に事務所へいらして下さい。よろしくお願いします。

「根津美術館の庭園」吟行会の俳句
　2019年 12月1日(日) 11時　快晴
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冬紅葉空に貼りつけ蜘蛛の糸
散り紅葉両手ですくう如来坐像
法界を見下ろしたるや冬紅葉
黄葉を何回見たり燈篭よ
添水の音数え数えて待ち人よ　　　　有莉
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冬紅葉グラデーションを宙に描き
池の淵添水響きて振り返る
ししおどし耳心地よく響きおり
花やつで静かに守る祠前
つくばひに枯葉溜まりて時止まる
冬の芽に来たる命の誓ひみる　　こまねこ
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銀杏落葉半眼像の膝に散る
大燈籠屋根彩りし枯れ銀杏
鹿威しの音に誘はれ法界に入る
鹿威し遠くに聴くか半眼像　　　　セイチ
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蜘蛛の巣に降る冬紅葉銀河めき
飛梅祠に人誘ふや花八手
黄落や人の溢れる喫茶室
冬紅葉音なく苔に散りにけり
逆光に翳るも美しや冬紅葉
鵯(ひよどり)にやさし一時の日の光
人行き交ふ窓外の庭小春なり　　　　　橙
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枯山水静寂(しじま)いや増す添水かな
枯尾花かそけくゆるるひよ鋭声(とせい)
　　　　　閑中庵
茶庵への入り口ありて薮柑子(やぶこうじ)
鵯(ひよ)の声枯山水の寂寞と
望柱門入る師走の紅葉刈日和
道眞を祀る祠や落葉降る
天神様の石の鳥居や花八手
松の緑と美を競ひ合ふ冬紅葉　　霧海先生
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鹿威し尻を大きく振りかぶり
土の中どんぐり埋もれ臍の如
　　　根津美術館にて
つぎつぎと仏陀に出会ふ冬の園
根津庭園冬木立奥SECOMの目
枯尾花池のほとりや手招きて
美術館ベンチまどろむ冬うらら
団栗や転がり集ひ塚をなす　　　サンダル
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YouTube：鹿威し、添水
https://00m.in/ZtNlH
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次回の句会のお知らせ。
１/26(日）14時 事務所集合です。
★参加希望の方は、メールください。

兼題は
●「すごろく・双六」と
●「正月一切（正月に関する季語ならなんでも）」です。
３〜７句つくってきてください。
参加費：￥1,000
会　場： 渋谷駅から徒歩7分の事務所
皆様のご参加、お待ちしております。
※参加する方のみ1/25(土)までにメールください。

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2月の句会は、2月9日(日)
兼題は
「春菊(菊菜)」
「雪解・雪とけ・雪解水」の2題です。