11月最終土曜日、京都府内の東海自然歩道を6名で歩きました。私にとっては今回歩いた区間の大半が約22年前に一度歩いた場所ですが、開発が進み、風景が大きく変わったと思われる
エリアでもあったので、それを確かめる機会にもなりました。
阪急松尾大社駅の近くにある、松尾大社の境内には既に来年の干支、ねずみの巨大絵馬が飾られていました。併設されている酒の資料館を見学後、ウォーキングスタート。付近は住宅地でもある中、自然歩道のルートは細かく右折、左折していきますが、自然このあたりの道標は簡単な地図が描かれていて迷う心配は無し。安心して足を進めることが出来ます。しかしながら、鈴虫寺、苔寺、竹の寺、浄住寺と寺院が連続する場所で、秋の特別公開を行っているお寺もあって、観光客でいっぱい。そしてどのお寺の入口も紅葉が目を引きました。
浄住寺を過ぎてしばらく南へと進み、途中で方向を変えて西へ。途中から民家は無くなり、竹林が生い茂る山の中へ。先ほどまでの観光客の賑わいが嘘のように静かな山中を少しずつ上っていきます。上り切ると住宅街が出現。かつて歩いた時は造成中だった桂坂ニュータウンで、当時は自然歩道の一部が通行禁止、迂回路が設定されている状態でしたが、ニュータウン内の遊歩道が東海自然歩道として整備し直されていました。途中には広い公園もあり、昼食場所にするのも良さそうな感じでしたが、公園内には至るところに鹿のフンが・・・。このあたり、頻繁に出現しているのでしょうか。
桂坂ニュータウンを抜け、旧山陰街道を沓掛へと進みます。沓掛から先は山麓に果樹園と田園地帯が拡がる場所でしたが、現在はそこに京都縦貫自動車道が通っており、かつての自然歩道ルートは不明瞭。この区間だけ道標が見当たらなかったのがそれを示しているようで、自然歩道ルートは縦貫自動車道の側道を歩く道のりに・・・。但し果樹園は今も拡がっていて、周辺では富有柿が多数販売されていました。
側道区間を抜けると少し山側に入り、花の寺に至ります。近くには大原野神社があり、ベンチも多数設置されていた為、ここでしばし昼食休憩。大原野神社からは一旦下り、再び山へと向かう道のり。しばし車道が続きますが、やがて車道と交差した山道をショートカットするように上へと進みます。山中に入るとこの日一番の急勾配の上り。そして金蔵寺に到着。
金蔵寺からは下りがメインに。暫く山道が続きますが、無縁塚を過ぎると、田畑のある開けた場所に出ます。金蔵寺から45分程で杉谷集落に到着。自然歩道の本線はここからポンポン山へと続いていますが、今回は小塩(おじお)方面の支線へ。少し進むとかなり急な下り坂が・・・。下手に歩くとヒザを痛めそうな道。ペースを少し落として下っていくと善峰寺に。予定ではここから小塩までさらに下っていきますが、ちょうど善峰寺発の路線バスが待機中。小塩からだと暫くバスを待つことが予想されたため、今回は善峰寺をゴールに変更。バスに乗り込み、東向日駅方面へと向かいました。
参加者平均歩数は25,048歩。
YAMAPによる活動距離は13.8km、高低差407m。
累積標高は上り1,216m、下り732mでした。
画像1:桂坂ニュータウンへと続く竹林の山道
(京都府京都市西京区)
画像2:桂坂ニュータウン内の東海自然歩道と道標
(京都府京都市西京区)
画像3:杉谷分岐近くで見かけたススキ
(京都府京都市西京区)
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