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2020年11月01日00:23

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11月の設え

遂に今年も後、たったの二か月となってしまいました。

今年の10月は、途中、ぐっと冷え込む日もあったけれど、例年に比べると暖かかった。

何時も10月になるとすぐに布団の冬支度だったのに、数日前まで夏掛けのままで平気でした。

ここ数日はとても良いお天気だったので、冬用の布団や毛布を干して、夏掛けのカバーを洗濯して、とせっせと働いていました。

羽根布団は干しちゃダメとも聞きますが、やはりお日様の香りのする布団が最高なので、もうずっと干している。

10月は渋めな設えにしたので、反動で、ちょっとフォークロアっぽいポーランドのリネンクロスに。

家や、男女のペアが楽器を演奏している素朴な図柄です。

センターピースは、ロシアの塗りの木のカップなどで揃えようかとも考えたのですが野暮ったくなりすぎたので止めてしばし考えた。そして閃いたのが「楽器」。

楽器演奏をしている図柄の小物を戸棚から物色。

猫のデザインもそうですが、楽器も、好きなだけに、デザインには拘りがある。

所謂、「まあ可愛い!」というキティちゃん系の猫柄はだめで、同様に楽器演奏柄も、上手く言えないが、それなりの拘りがあり、なんでもかんでも可という訳ではない。

なので、数は少なくて、多分ここにあるものが全てだと思う。

つるんとした磁器が好きなので、ウェッジウッドのジャスパーは私の趣味ではなく、多分夫が頂き物とかで持っていたもの。

結婚当初は玄関先の印鑑入れとして使っていました。

楊枝入れの蓋ものがなくて、探していたところ、虫眼鏡でじっくり見ると天使がラッパを吹いていたので、これをチョイス。

トレイは最初、竪琴?と思ったけれど、こちらはよく見ると鳥かごで囀る小鳥でした。

もう30年以上、なんとなく家にあるものでしたが、はじめてじっくりと眺めました。
ああ、これね、と邪険に取り扱ってきたけれど、よく見ると、繊細で素敵なデザインです。ようやく日の目を見たジャスパー・・

少し早いけれど、クリスマスベルは11人のイケメンフルーティストが、夫々に寛いで笛を奏でているという素敵な図柄。

小さなボックスはスペインのものですが、イスラムっぽい図柄で、楽師や踊り子の意匠は、多分シルクロードで繋がって、宇治平等院鳳凰堂の雲中供養菩薩にも通じている気もする。

庭のアイビーを活けた緑のワイングラスは、30年前にブリュッセルの骨董屋で買ったもの。

「若い東洋人が興味を持ってくれるのが嬉しいから」

とかなり安くしてくれたのを覚えている。

気に入って買ったものの、普通にワインを飲むのには色が判らないし、何より私には小さすぎで(多分、デザートワインかリキュール用?)殆ど使うことがなかったのを、エィっとアイビー用に降ろす。

クッションカバーもコットンのものに取り替えました。

11月もつつがなく過ごしていけますように。

・・それにしても、この年末は「おめでとう」と年賀状を書く気分になれないですね・・





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