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2020年06月17日13:04

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「新たな日常」とはいうけれど・・

緊急事態宣言が出ていた期間中は、様々な活動もストップし、とにかくステイホームだった。

それはそれで、非日常だけれど、「解除されるまで」という期間限定、ということでもあり、それなりに過ごすこともできました。

でも、6月からそろそろと、様子をみつつレッスンが再開。

街も人出が増え、閉まっていた飲食店も再開・・

と新たな日常が動き始めたのは、もちろん喜ばしいことではあります。

でも、少しだけ日常を取り戻すことが出来ただけに、余計に、「新たな日常」となってしまっている事態に直面するたびに、胸が締め付けられ、頭がクラっとすることが多くなりました。

みんながみんなお休みならまだしも、解除された後でものびのびとできないこと、禁止されていることが沢山ある。

そして、その影響で仕事を失う方も居る。


自粛期間中も「世の中の話」としては知っていたけれど、自分の仕事が始まってくると、より身近な人たちの現実の話となって聞くことが増えました。

会社を倒産から守るための規模縮小化に伴って、退職を余儀なくされた正社員の方、バイトのスタッフ・・

とてもお世話になっていたのに、ちゃんとした挨拶も出来ないままのお別れでした。

友人が6月に出演するはずだったライブハウスも持ちこたえることが出来ずに閉店。

そしてゴーグルやマスクをしてのコンサートの試み。

そんな中、ウィーンフィルが、通常の、間隔をさほど気にすることなく、マスクもしないでコンサートを行ったのは、一つの矜持なのだろうと思う。
様々な批判があることを承知の上での選択か。
でも、客席は一列に数名。まばらに聞こえる拍手が寂しい。

感染を気にしながらの芸術活動を今後は余儀なくされる訳です。
演奏する側も、聞く側も。


そして・・

歌!

オペラ、合唱、ゴスペル、バンド・・

藤原等のプロ養成団体では、6月からアクリル板の仕切りなどでレッスンが再開されているようですが、アマチュア向けの、一般のお教室は未だに自粛されているところが多いのだそうです。

そして、7月1日に開催する音楽家講座でも、会場側から「歌は禁止」という連絡がありました。

横浜市の判断なので従うしかありませんが、たった一人でも不可とは・

「受講は長くても5分程で、実際に歌うのはほんの1分くらいです。マスクやフェイスガードしてもだめですか?他の方は客席で、離れていてもだめ?」

と担当者に訴え、彼も同情してくださり、改めて当局に問い合わせてくださったのですが、結果はやはり不可。

誰がどう考えたって、大丈夫じゃないか、と思うだろうに。
だからこそ、担当者の方も、再確認してくださったのだし。

でも、結局は「規則」に縛られてしまう現実が息苦しい。

自分のこと以上にショックな話でした。

一番好きなのは歌。
音楽の基本であり原点であり、最高の愉しみである歌。

感染リスクは少ないからと許可はされているけれどフルート、管楽器も、肩身は狭い。

「息を出す」

ということが憚られてしまう日常なんて・・

マスクが息苦しいのは、この蒸し暑さのせいだけではなかったのか・・



・・・・
ということで、

鶴見サルビア音楽Hでの諸注意です。
7月1日に参加される皆様、ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

・舞台は10人まで。
・客席は半数の50人まで。
・マスク着用
・手洗い、、消毒等の実施
・換気は外の空気を取り込んでいるシステムなので特にしなくても大丈夫だけれど、心配であれば、音を出さない間は後ろの扉を開放したままでも可。
・歌は禁止





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