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2020年06月06日01:48

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パンデミック客船「ダイヤモンド・プリンセス号」からの生還


https://www.kadokawa.co.jp/product/322003000562/


内容の一部はこちらにも。

https://president.jp/list/author/%E5%B0%8F%E6%9F%B3%20%E5%89%9B


・・・・・
「・・ねえ・・このメール見て!本出したんだって!」

「・・流石だ・・」

と二人で思わず笑ってしまいました。


その後、本が送られてきました。
夫と奪い合うようにしながら、一気に読みました。

著者の小柳剛氏の夫人・玲子さんは、かつて夫の職場の同僚で、古くからの友人。

旅行業界にもいらした方で、約30年前、私達の新婚旅行のトルコ、翌年のモロッコでのホテルや飛行機のアレンジをしてくださった。

この頃は私も若くエネルギーも今よりはあったので、個人旅行。
ほぼ私がツアコン状態で、現地での交渉事をやっていた。
新婚旅行の時などは、前日の結婚式で飲み過ぎ、物凄い二日酔いが続いてた絶不調にも関わらず・・
モロッコの時は3週間前に私だけ先に行って、ミュンヘン、ベルリン、パリで友人達と会い、ベルギーを一人旅し、パリの空港で夫と合流しマラケシュへ。

当時は携帯電話なんてものはなく、初めてで複雑な飛行場だったのに、よくぞ会えたと思う。
「会えなかった場合は現地のホテルで集合ね!なんとか辿り着くように!」

という冒険もできた年齢だったのでした。お互いに。


その後は年賀状のやりとりくらいのお付き合いだったのですが、昨年の軽井沢でのコンサートにご夫妻でいらしてくださり、その折、素敵なご自宅でもてなしていただいたのでした。

「春になったら庭でビアガーデンをやるので、またぜひ!」

とのお誘いを受け、それを楽しみにしていたのですが・・

2月になって来たメールは

「・・今、話題のあの船の中です・・」

というもので、本当に驚き心配しました。

幸いなことに、御二人は感染することはなく、無事にご自宅に戻ることができましたが、その心労は想像もつかないものだったかと。

ご主人は東北新社にお勤めだった関係で、マスコミ界との繋がりも深く、NHKのニュースのインタビューにもよく登場していました。

とにかく、問題は「新型コロナ」だけでなく、船会社と政府(厚労省)責任の所在が曖昧なままの右往左往の、被害者が置き去りの対応。

本の中の言葉を借りると

「繊細な手付き」

が存在しないやり方。

「この船の中で起こったことが、今、日本で起きている」

という意味の言葉があったのですが、本当にその通りだなあ、と。

時にはユーモアもある、柔らかな語り口ですが、内容はなかなかシビア。

良かったら!

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