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2020年02月29日00:13

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象さん・耳なし芳一

らくちんな\(^o^)/や前に倣えの手の内は、フルートを構える工夫の中で気付いたのですが、その後さらに進化して「象さん」の手の内となりました。


特に「陰陽の構え」で左右の腕を交差し差し替えるので、親指付け根の介入を行わせないために、この「象さん」がとても役立つ。

しかしながら、こうなってくると、より今まで気づかなかった滞り、ツマリの感覚が浮上。

やっと浮上した、と言うべきか・・

交差させて口元に歌口を持ってきてから、キィの上に右手をすべらす折に、嫌な感じが残るように。

この右手すべらしを、よりなんとかしたいなあ・・というのが先日の音楽家講座での私の課題だった。

それは、全身に御経を記してもらって結界張ったのに、耳だけ忘れて・・・

というあの話に似ている。

この最期の右腕すべらしが、どうにも気に入らなかったのね。

講座の最中に、最初のヒントはあった。

ヴァイオリンの受講者の方に、甲野先生がご助言。

それはもう何度も目にしているヴァイオリンの弓を持つ前の右腕の所作。
これによって、腰、背中と腕が繋がり、瞬時に響きが増す。

今回、右腕に違和感を持てていたからこそ、ようやく役立った・・

フルートを最初に携える時にも、少し肘を身体の前に寄せて、同じようにすることで、それだけでもかなり繋がる。

「猫のスタンバイ」でかなり胴体と首は繋がってきたけれど、腕はまだまだ猫にはなりきれていなかったということでした。

しみじみとした素晴らしい講座の後、いつもなら懇親会なのですが、今回はなし。

参加者の皆様が帰られた後、お着換えされる先生を待つ間、門人の皆様と遊んでいました。

忍者のIくん、杖のSさんに「象さん」の手の内の検証をしてもらう。

「お〜〜!!確かに軽い!!」

「でしょでしょ??」

と、ほぼ子供の遊び状態。

右から左への重心移動に関しても、それに関しての忍者の見解もうかがえ、面白い。

そして、私のフルートの構え方を見たSさんは、何の説明もしないのに

「・・それ、先生の下段抜きですね。あの動きの逆パターン・・」

とすぐに看破。流石である。

「そうなの。これで、随分滞りが減って、目下一番気に入っているんだけど、でも、最後の右腕すべらしがやな感じで、ここをなんとかしたくって・・」

と言ったら

しばらくして

「・・そこを動かす時にも、右足を・・!あ!腰を少し開く方がいいかな・・?」

とSさん。

もうやる前から、絶対良いのが判った。

構える時には全身使っているのに、最後の右手すべらしの時には、すっかり止まっていたんだもの。

あ〜〜/(^o^)\ナンテコッタイ・・

とまあ、このくらい、過去の習慣を振り捨てるのは難しい。

忍者の持っていた傘を貸してもらって、フルートの代わりにしてやってみたが、その清々しいことといったら・・

その後出ていらした甲野先生は先生で、また忍者に、

「あ、それ貸して!」

と、その傘で最新の技を披露。

フルートになったり、剣になったりと、大活躍の傘でした。

フルートでの効果、とてもありました!

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