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2020年02月27日13:48

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第95回 音楽家講座〜甲野善紀先生を迎えて〜

ぎりぎりまで開催決定を悩んでいた今回ですが、無事開催となりました。

この様な状況下にも関わらずお越しくださった皆様、そして、このような状況だからということで見送られた皆様、
どちらにも感謝しております。

私自身も、本当に迷って、迷って、多重人格になってしまったか?というくらいに気持ちが揺らいでおりましたから・・

ここのところ花粉症はあるものの、体調は絶好調・・

だったのに、一週間前から、講座を開催するか、中止するかで悩んで、そのストレスからか生まれて初めて、といってよいくらいの、突然の発疹。

もともと、肌は丈夫なので、本当に驚きました。

A型で自称「繊細」の夫は、しょっちゅう蕁麻疹を出しているけれど、これで私も「繊細タイプ」の仲間入り・・

幸い、人目には触れない背中や胸下の胴体部分なのですが、本当にびっくりしました。

飛び入り参加者も数名あり、密度の濃い時間となりました。

あの震災後の時もそうでしたが、私にとっては、特別な忘れられない、講座となりました。

先生の技は・・

先月も本当に驚きましたが、さらに訳の分からないものに・・

一番印象に残った言葉は・・

「人は本当は、自分に指図されるのも嫌なんですよ。」

よく子供が、お母さんから

「勉強しなさい!」

と言われると、

「今やろうと思ってたのに、言われたからやる気がなくなった〜」

とごねるあのパターン。

子供に限らず、大人でもこれは同様で、私などしょっちゅうだ。

夫に何か言われるたびに、「絶対やんない!」 と思う訳で・・

でも、それは人から言われるだけでなく、実は自分で自分に言っていることも多く、それも、ものすごく嫌なことなのだ、という・・

なんか、自分で自分に指図ばかりしてブレーキ踏みながら生きてきたような気もする・・

これは、

「基本は一から自分で創るもの」

というお話にも通じているのかもしれません。


時間があったので、私も観ていただき、最後に祓い太刀を。

首肩だけでなく、もろもろ祓っていただきました。

そのせいか、今朝は10時まで眠ってしまった・・

とはいえ。すっきり爽やか、というのではなく、明るい悲しみを味わっている、というのが今は一番適切な感じか。

コロナウィルスに対する恐怖は、得体が知れていないだけに、やはり依然としてあるし、今後の仕事、レッスンやコンサートの先行き不安も多々ある。

この先どうなってしまうのだろう?と。

実際本日から3月11日までは、楽器店でのレッスンは全て延期、そして3月までは関連のイベントも延期、中止となりました。

けれど、それはそれとして、こんな時だからこそ、より自分にとってのフルート・音楽を掘り下げていけるのだろうとも感じています。

「埋める」と新たな構え方による演奏を講座前にも先生に聞いていただいていたのですが、講座の最後、ホールでの演奏で、さらに驚いてくださり嬉しかったです。

「・・・その笛は・・あの古い方のですか?」

「はい。初代です。19世紀末の楽器で・・」と皆様にも説明。

「本当に全く違う音になってこられましたね!」

実際、この初代が様々なことを導き、気付かせてくれているのだろう・・

もう15年以上のお付き合いとなっている門人のSさんからも、過分な感想をいただき、嬉しかった。



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