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2019年11月21日02:11

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猫グッズ  11月20日(水)

・・猫グッズなんか買ってしまったら終わりだな・・


と自分に言い聞かせるこの頃。

よく猫好きマダムが、猫のついたハンカチ、トートバッグ、キーホルダー、果てはセーター、などなど身に着けている。

正直、気が知れない、と思っていたし、若い頃から所謂キティちゃんが苦手。

キティちゃんに限らず

「ほら、私って可愛いでしょう?ね、ね!?」

という顔つきのキャラクターはあまり好みではない。



いずれにしても、自分が猫グッズを持ち歩くようになるとは思ってもいなかったのだから、人生とはわからないものです。

ついに買ってしまった。

先日の横浜での練習の時、早く着いたので、高島屋をウロウロしている時に。

キリリと何かを見据えた視線がピピと同じところに魅かれて。

もちろん、ピピの方がずっと可愛いけれど。

最近は、このトートバッグで出かけることが多くなりました。

そして6日めの本日。

そろそろ練習を切り上げようと、楽器を片付け始めた時に、ふとこの猫の手元に目が行きました。

それまでは、顔ばかりに注目していたのですが、よくよく見ると面白いステッキの持ち方。

「・・・ふ〜〜ん、フルートとは反対なのね・・・」

と思った瞬間バババっと閃いた。

岩城先生から「法螺貝の秘伝」をうかがって閃いたのと同じくらいの衝撃。


これって、つまりは2011年頃マイブームだった、「蔵王権現像」であり、杖の下段抜きであり、カヤックの構えだ!???

原理としてはアジアのダンス。「蕾の手の内」をより滞りなく作るためのダンスの動きである。



どれもみな、私には馴染みの、奏法のベース、構え方のベースにもなっているもの。

「近道しようとしてはだめ。回り道こそが、滞りをなくしてくれる構え方です。」

とごく最近も、ギター、トロンボーン、ピアノ奏者に助言したばかりだというのに・・

肝心の自分自身のフルートでは・・?

まだまだ近道しようとしていたことにようやく気付いたのでした。

例の右手の甲に載せてその後、掬うように腕を回転させて、というやり方は、もちろん、そのまま楽器を構えるよりも、数段、肩も下がる、画期的な方法ではある。

でも、その回転のさせ方に技が必要で、うっかり方までまわしてしまうと、その分、効果は落ち、若干の滞りが残るのだ。

鳩尾が爽やかになって以来、余計、この僅かな残りかすのような滞りが気になるようになっていたのだけれど、この猫のステッキの絵のお陰で、また新たな、構え方となりました。

それは、より簡単で、より精度が上がる構え方。

肩周辺のそれまであった、もろもろ何かしらがスっと解消されて、嘘みたいに爽やか。

響きも指の周りも、笑ってしまうくらい違う。

もちろん、その笑いは自虐的でもあり、苦笑いでもあり、なのですが・・・

感覚としては「カヤックの構え」と同じ発想。

ただカヤックは舞台上ではできないけれど、今回のものは出来る。

ネーミングはまだだけれど、何にしよう?

「猫のステッキ」?・・って言われてもねえ。

陰陽といえば陰陽。

この猫ステッキの絵は陽、フルートは陰?

逆だっけ?

このあたり、とてもいい加減で申し訳ないけれど、とにかく反対のことをするのが、釣り合いを生み出すのには良いってことです。

楽器の上げ下げのたびに、回復をもたらしてくれる構え方。

今までのものは、微妙に疲労が蓄積していた。
何故なら、同じことばかりやることになるから。

この猫ちゃんが、教えを授けてくれた「ニャンコ先生」に見えてきました。

凛々しいピピの写真も。



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