『BSR』誌2019年12月号(通算150号)。エルモア・ジェイムズ特集の他に、19年にリリースされた『『BSR』誌2019年12月号(通算150号)。エルモア・ジェイムズ特集の他に、19年にリリースされた『アナーバー・ブルース・フェスティバル1969』<サード・マン/BSMF> にまつわるストーリーも紹介されていた。兄ジョンと共にフェスティバルの実現に向け奔走したジム・フィッシェルの談話を、息子パーカーが文章化したもの。
資金集めから、ブルースマンへの連絡方法の入手、そしてライブ会場へ足繁く通い自分たちの目や耳で判断もした出演者たち。レジェンドから活躍中のブルースマン、そして未来を担うであろうブルースマンと多岐にわたる24名を選んだ。フェスティバル当日の熱演の様子から、寛ぐブルースマン達の素顔まで伝わり、当時の観客を羨むばかり。大トリのサン・ハウス登場のシーンなど鳥肌ものだ。自分たちの楽しみで録音していた音源が、改めて見つかった話や修復の苦労話も。
2枚組LPを2セットと、2枚組CD1セットで<サード・タイム>から、日本盤も<BSMF>経由で出ている。そういえば、アナーバーって以前はアン・アーバーって言ってたな。
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