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mixiユーザー(id:4056483)

2017年06月13日10:36

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ブルーズ・ザ・ブッチャー・ライブ



ブルースが好きでつくづく良かったと思う。

http://diskunion.net/portal/ct/detail/XAT-1245669288

https://www.facebook.com/ONE-DROP-Dining-Studio-142103859…/…

昨夜、熊本のONE DROP DININGで、ブルーズ・ザ・ブッチャーのライブを体験できた。

我々の年代のブルース・ファンにとって、永井"ホトケ"隆さんと言えば、伝説的なブルースマンである。ご本人の演奏を目の当たりにするというだけで、緊張した。1曲目はアルバム・タイトルでもある、リル・サン・ジャクソン「ロッキン&ローリン」。テキサス・ブルースの系譜や曲の内容解説の時点で、既に惹きこまれるものはあったが、演奏が始まると音世界にはまっていった。優しい爪弾き方なのだが、「必要な音が全て出ている」感じ。ブルース好きには堪えられない展開だ。テキサスの日中の暑熱が残る夕方、天井でゆったり回る扇風機の下、噎せるような男女の熱気と動物的なうめき、快楽と引き換えに訪れる虚しさ・・・などなど下手な妄想をしてしまうほどの、立ち上がりの演奏だった。さらに、テキサスと言えばアグレッシブ・ギター。一音一音に躍動感があるフレイジングに思わず聴く者も力が入る。レジェンドなんて言い方は却って失礼だ。リアルで真摯なブルースマンの姿を見た。

ハープのkotezさんも、一級のブルースマンだ。激しい動きでブロウしても音がぶれたりしない。プロなら当たり前だよという意見もあるだろうが、それを何気なくこなしている所に感嘆する。バンドのムードメイカーで、ライブ会場のムードメイカーでもある存在で周囲を盛り上げながらの演奏だ。ブルースハープの魅力である、憂いを含んだ乾いた音や激しいアタック、強烈なブルーム調など、本物の演奏を堪能できた。

現代に甦ったビッグ・ママ・ソーントン(ソーントンではなくソォオントゥンと発音を正されてた)として話題のうつみようこさんの迫力は評判通り。不必要にがならない、力みのない力強さは正にブルースシンガー。スピーカーの近くに居たせいか、高音でシャウトされると、声が渦を巻いて鼓膜にぶつかってくるような不思議な感覚があった。声量十分のまま、長々とシャウトされたというのもあるだろう。

バンド全体としては、ブルースの醍醐味でもある、各楽器の絡みが抜群である。kotezさんが切り込むタイミングなど絶妙で、思わず力が入る。沼澤さん中條さんのリズム隊も、一体になって、何と言えばいいのだろう、ギターのリフのようにズン、ズン、と重量感溢れる繰り返しは身体に直接訴えかけて隙のない乗りを生み出している。ホトケさんのギターの間やうつみさんのコーラスのタイミングなども合わさり、「イン・ザ・ベイスメント」や「ウォーキン・ザ・ドッグ」といった乗り重視の曲で特に、絶頂に達する。

あぁ、本当にブルースが好きで良かった。

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