〜オウガ・バトルからブライトン・ロックへ〜
カウンター席の後ろを通って突き当たりのドアを開けた
このドアは開かずのドアで僕のＭＯＳＯ号の基地に通じるはず
なのに今日は開けた瞬間に時空の歪みが見えた
店内を流れるオウガ・バトルの曲も３分４５秒を越え
ドアをまたいでから３０秒近くエンディングの音と一緒に
時空の歪みの中を落ちる様に進んだ
曲が終わる頃辿り着いた地下の港はＭＯＳＯ号のそれとは違い神秘的
でもなんか観た事あるような景色だった
閉園後の夢の国？そう想っていると
遊園地のようなサーカスの様なわくわくする音楽が
フェードインしながら聴こえてきた
クイーンのブライトン・ロックだ‥
そしてそのわくわくする音楽のフェードインに合わせて
遠くの方から光輝く宇宙船がまるで僕の前に着地するかの様に近づいて来た
ギターの音が船の甲板から響いて来る
速いテンポのドラムも加わった
そして宇宙船が着地するのと同時にボーカルが聴こえてきた
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