人の境界

どこまでを自分と考ええるか、生まれてすぐは母親まで含め自分と考える。時間とともに父親や兄弟と考え出し、成長とともに仲間へと自分の境界をどんどん外へ広げていく、新しい世界へ進むとともにそこに自分が影響し得ると考えだし、人の境界は最大限に拡大していく、年齢が後半になると社会から退くことが増え、さらに、自分自身動かなくなる体に人の境界が縮小していることを感じる。そして、最後は自分の体さえ境界の外に置く、樹木希林がインタビューで答えていたが自分の体が借り物だとこの年齢になって気づいたといった言葉は何か衝撃的、最後、残るのは自分の魂だけ、これはこれでよい、