大晦日です。皆さん来年もよろしくお願いいたします。シナリオ書いてるんだけどテストプレイできない状態が続いています。40過ぎるとオタクもやってられないな。オンラインセッションを本格的に考えるべきか。それはそれとして本日は暇なので更新。
「暗黒神話TRPGトレイル・オブ・クトゥルー」
クトゥルフ神話TRPGの新しいルール集。システムデザイン的には簡便なほうだと思うが、どうも6版のクトゥルフ神話TRPG(BRP版）に慣れているからどっちがいいかわからない。正気度判定は6版のほうがわかりやすいかな。このルールじゃなきゃダメって事が無いように思う。とはいえ技能さえあれば必ず情報を得られるという点やマスタリングガイドは親切な設計だと思う。1本道シナリオの解説はいろいろと勉強になるんじゃないでしょうか。クトゥルフ神話TRPGとどっちが良いかと言われれば、自分に合っているほうをとしか言えない。付属シナリオは正直読みにくい。事件の背景をちゃんと書いたほうがわかりやすいと思う。シナリオのサポートは「GMマスタリー」（こんどからGMウォーロックになるらしいが）やっているので、そっちのほうがわかりやすい。あとどうしても「クトゥルー」「イィス」とか読み方が違う単語がいまいち引っかかる。重要な問題ではないが。
「黒鷺死体宅配便 28巻」 大塚 英志
相変わらずの黒鷺宅配である。今回は複線をばらまくことも、回収することも無く、淡々と時事問題をネタにした巻だった。こっちのほうがシンプルに面白いと思うんだがなぁ。佐々木さんはもうどういうキャラかわからんね。大会社の社長になっちゃってるよ。昔はちゃんとした学生だったのに。沼田さんの謎の語学力というかコミュニケーション能力が笑える。最初のAI作家の話は半沢直樹を意識してるのか？あんまりそういう雰囲気は感じなかったが。
「遊戯王 7〜9巻 （文庫版）」
決闘者の王国完結編。やっぱりペガサスは面白人間だな。この辺くらいまでジャンプ買ってたのでうっすら覚えている。この漫画ってカードゲームの面白さだけ書いてる感じがする。ルールはあってないがごとしだし、かなり勢いで読ませてるけど、これを実際にゲーム化した人たちはすごいな。漫画という媒体なので必ずしもルールを知ってる人達ばかりではないわけでそういう読者層を考えると仕方ないか。例えばMTGの漫画は専門誌（ゲームギャザ）で連載されてたわけで、ルールは当然知ってるという前提で書けるからゲームの駆け引きの面白さをかけるが、遊戯王の場合はその前提がないわけでルール的な駆け引きはできないため、初耳のルールや新カードで逆転の面白さを出していると思う。
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