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2020年01月17日23:29

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死刑が極刑であるためには

■死刑制度、8割が容認=難民受け入れ「慎重」5割超―内閣府調査
(時事通信社 - 01月17日 17:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5939482

当然ながらオイラも死刑制度は残すべきと思ってるんだけど、最近は死刑制度の存在理由が変わって来てる様な気がするよ。

死刑が極刑であるためには「人間が一番恐れるのが死であって、それは人生最悪の出来事だ」ってのが前提で、自殺願望のある犯罪者からしてみれば、死刑なんて願ったり叶ったりの刑罰になってるってコトだよ。
今みたいにネットで一緒に自殺する相手を募集するような時代には、その「最悪の刑罰」って前提が崩れてしまってるんだ。

死刑だけでなく、刑務所の存在理由だって変わって来てて、四国の高齢者用の刑務所はなんて、老人介護施設に近い状態になってるらしいからね。
懲役囚だろうが人権ってのはあるわけで、病気になりゃ治療もするし、持病があれば薬だって投与される。
食事もカロリー計算され、生活も規則正しい運動や労働をさせるから、糖尿病の境界型くらいならムショに居るだけですっかり改善されるモンだから、まさに老人にしてみれば刑務所は「至れり尽くせり」なんだって。

どうせシャバに出たって身寄りもいないし、今更社会復帰なんてできないだろうから、出所してもすぐに犯罪やって戻って来る奴が大半らしい。
少ない年金でギリギリの生活を送るマットウな老人よりも、悪い事をやってムショに入った老人の方がいい介護を受けられるという現実があるんだよ。

こうなってくると、加害者の願いを叶えるために被害者は殺された様なモンなんだよ。

仏教関係者はカンカンになって怒るかもしれないけど、比叡山の「千日回峰行」は7年間で地球を一周するくらい山を巡礼して、その間の九日間は不眠不休で食事も水を取らずに、10万回の真言を唱えるようなトンデモない荒行なんだよね。

死刑の前にこのくらいの「苦行」を死刑囚に課してもいいんじゃないか?

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