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2019年06月21日00:15

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「生きてる実感」は何ですか?

事故物件、特殊清掃…… “死のリアル”になぜ私たちは引き付けられるのか
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5671114

どんなに平均寿命が延びても「いつか人は死ぬ」ってのは、昔も今も変わりないハズなのに、自然の摂理である「死」を、今はなぜか人生の不条理かの様に扱って死から目を背ける時代になったからね。

なんせ昔は「死」がそこら中に転がって、道端に死体が放置される時代もあったし、兄弟だって幼いうちに何人か死んだりしてたんだもの。
今と違って病気や怪我や貧困で当たり前の様に人が死ぬ時代だったんだから、そんなに死を目の当たりにすれば嫌でもテメェの生を考えるようになるよ。

今みたいに発達した医療技術だかなんだかのおかげで「死の覚悟」ができなくなってる時代だと、「生きている実感」も感じにくいだろうね。

そんな「生の実感」を感じるために、今の人は「事故物件」「特殊清掃」「孤独死」って言葉に目が行ってしまうんじゃないかって気がするよ。

例えば事故とか震災みたいな、トンデモない目に遭って命からがら生き延びたとか、九死に一生を得るような思いをして、やっと「あぁ、自分は生きている」って事を実感できるんだよね。
そんな、死との比較があって初めて「生きてて良かった」って感覚が生まれるんだ。

そう考えると、他人の葬式なんて数少ない「生の実感」ができる場面なんだよ。
小学校の命の教育みたいな授業で「生きていると実感する事は何ですか?」って質問で、
次女は「人の葬式!」と答えてクラス中で大ヒンシュクを買ったけど、我が娘ながら彼女の考えはマットウだと思ったりもするよ。

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