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2019年11月18日20:33

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MUSES03

オークションで落札した自作の1794DACですが、出力のオペアンプを、MUSES03から師匠のNさんにお借りしたOPA627に交換しました。
オーディオ的にはどちらのオペアンプも双璧なのですが、好みでは断然OPA627でした。
DA変換素子の1794は,現在も金田式DACに採用されており、比較的音の良い素子なので気に入って聴いていました。

ところが、何気なくこのDACの基板を眺めていると、出力アンプの前段のI/V変換部分(?)に、1回路のオペアンプが4ケ付いています。
確かこのオペアンプも以前に交換したのですが、廉価でそこそこのオペアンプだった気がします。
手元には取り外したMUSES03(1回路)が2ケあり、あと二つあれば、、、、、、、
思わず秋月電子の通販サイトをクリック、、、、、
ということで、I/V変換部分の4つをMUSES03に交換しました。
お決まりの交換作業ですが、例によってピンは曲げました。


さて試聴です。
まずは一聴して音楽の枠が外れ、生き生きとしているのがわかります。
ただ、音の方はやや硬質で、ボーカルのニュアンスもいまいちですで、私の好きな音ではありません。
交換したオペアンプを元に戻そうかと一瞬思ったのですが、とりあえずそのままにしておきました。

数日そのままで聴いていると、だんだん音が伸びやかになり、ボーカルもほぐれてきました。
オペアンプがこれだけエージングで音が変わるとは思いませんでした。
音がほぐれてくると、MUSES03の良さが発揮されます。
S/Nの良い、立体感のある音になりました。

実はこの組み合わせ(I/V変換MUSES03、出力OPA627)は、あるネットのサイトでも絶賛されてました。
私はネットのサイトをそのまま信じるほど純真ではありませんが、これは良いですね。
オペアンプとディスクリートアンプの中間の様な、伸び伸びした音で鳴っています。




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