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2020年03月06日11:57

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月面の画像処理

月面を撮影したときは天体写真の定番となっている「RegiStax」というソフトで処理をしている。
処理の内容は”Alignment””Stakking””Wavelet”の3種類でいままではこれをすべてRegiStaxで行っている。
最近「AutoStackert」というソフトがあるのを知りこれを使ってみたらこれがなかなか良い。
AutoStackertにはAlignmentとStakkingの機能しかないので、撮ったものをAutoStackertでAlignmentとStakking処理をしたファイルを作成しRegistaxでWavelet処理をする。

天体写真処理には「AvStack」というのもあって月面処理にはこれがいいいという話もあったので何度がテストしてみたが、このソフトは処理に非常に時間がかかる。
ネットでの話では1個の処理にふつうのパソコンだと半日かかったということもあるらしい。
私のパソコンは普通よりかなり高性能だがそれでも1個の処理に20分以上かかった。
(RejiStaxでは3〜4分だ。AutoStackertも結構速い。)
設定パラメータはRejiStaxはかなりたくさんあるがAutoStackertはさらにそれよりも多い。
しかしAutoStackertは全体のパラメータが1画面になっていてわかりやすい。

その後DxO,PhotoShop,SilkyPix,Gimpなどで整えた後CaptureNXで画面サイズを作成する。

AutoStackertは監視カメラなどの画像でボケてわかりずらいもの、たとえば車のナンバーや人物の顔などをはっきりさせることもできるらしい。
(ドラマなどでそういう画像処理のシーンがあったりするが同じようなことが出来るらしい。)

シーイングなどの条件によっても違うと思われるのでしばらくは両方で処理して比較してみよう。
昨日(3月5日)はシーイングはあまり良くなかったがAutoStackert+Registaxで処理してみた。


写真は月面中央部のコペルニクスクレータを拡大表示したもの。
 1:未処理のもの。(撮って出し)
 2:RegiStaxだけで処理したもの。(今までの方法)
 3:AutoStackert+Registaxで処理したもの。(3月5日月齢10.5はこの方法で処理した。)


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