久しぶりの音楽

今日（１２月６日）は一日中音楽に埋もれた日だった。
今日は家内が１日中出かけて留守だった。午前中は個人レッスンを受けに行き、午後から友人が出演する”メサイア”のコンサートに出かけて行った。

私は９時頃から左手のピアニストである館野泉氏のドキュメント番組を見た。館野さんはフィンランド在住のピアニストで脳溢血で倒れ、右手が不自由になり左手だけでピアノを演奏する。
番組の中で何度かシベリウスの話が出てきた。番組の最後のところではシベリウスの墓を訪れるシーンもあった。
（館野さんは日本シベリウス協会の会長でもある。）

番組終了後シベリウスが聞きたくなり「４つの伝説」というCDを持ち出して聞いた。
終わった後なぜがダンモ（モダンジャズ）が聞きたくなりコルトレーンやマイルス・デービスなどを家内がいないのでエコーネスに寝そべりコーヒーを飲みながら大音量で心行くまで聞いた。（家内はダンモが嫌いなので。）
午後もダンモを聞いたがしばらくしてブラームスの「ハンガリア舞曲」に変えた。
「ハンガリア舞曲」は学生のころ好きになった曲で、聞くと若かったころを思い出す。
昔は”名曲喫茶”という喫茶店があちこちにあり、リクエストするとその曲をかけてくれるのでよく「ハンガリア舞曲」をリクエストした。

その後は金子由香利の銀巴里ライブの「いつ帰ってくるの」をかけるとシャンソンが聞きたくなり、終わった後エディット・ピアフ、ジルベールベコー、シャルル・アズナブール、イブ・モンタンなどをかけた。
そして締めはビバルディの「四季」をかけた。

ジャンルは支離滅裂だけど今日は１日中音楽に浸ったおかげで心が満たされた。
音楽は人を幸せにしてくれる。