ここのところマクロ撮影とフォーカス合成にはまっているので、マクロ撮影でどこまで拡大できるか調査してみた。
現在マイクロフォーサース45mmマクロを持っていて、これが最大倍率1倍なのでこれを基準としてアダプターを変えるとどのくらい変わるか調べてみた。
方法は物差し(スチールスケール)までの最短距離でピントを合わせてレンズ前面からのスケールまでの距離と撮ったスケール目盛の寸法を調べる。
スケール目盛 スケールとレンズ面の距離 アダプタ 拡大率
45mmマクロ
17mm 6cm レンズのみ 1
13mm 3.5cm No2+No4 1.3
10mm 5cm EX10+EX16 1.7
7.5mm 2.2cm CUNo2+No4 2.26
+EX10+EX16
28mmリバース
15mm 6cm リバースアダプタ 1.13
8mm 5.2cm リバースアダプタ 2.12
+EX10+EX16
400mm望遠
40mm 80cm EX10+EX16 0.425
CU=クローズアップレンズ、 EX=接写リング
結果はマクロレンズにクローズアップレンズと接写リングを付けたものが一番拡大率が大きいが、レンズ面から対象までの距離が非常に近い。
リバースはリバースアダプタに接写リングを付けると拡大率が大きくなりレンズ面からの距離も5cm保持できる、しかしピント合わせにはカメラを移動させなければいけないのでフィールドではなかなか使いにくい。
結局フィールドで使うにはマクロが純正なので使いやすい。拡大するばあいはクローズアップレンズか接写リングどちらかを使うとよさそうだ。
400mm望遠は鳥撮りに使っているが、接写リングを付けると最短距離が80cmぐらいになるので蝶や虫などを取る望遠マクロとして使えるかもしれない。
写真
1 上:45mmマクロのみ 下:45mmマクロ+CUNo2+No4+EX10+EX16
2 上:リバース28mm 下:リバース28mm+EX10+EX16
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