AIはどこへ行く？―ーその２

昨日このことを書いた後でAIについて別の思いが出てきた。
それは思想と感情だ。
思想は例えばキリスト教徒に育てられたAIはキリスト教徒的な思想を持つだろうしイスラム教徒に育てられればイスラム教徒的なAIになるだろう。
つまり思想は学習することができるということである。

もう一つの感情はどうか。
たとえばAIは恋愛感情を持つことができるだろうか？
AI同士が恋愛感情をもつとどうなるのだろうか。
もしAIが恋愛感情を持つことができるとするならば人間の恋愛感情も数学で表せることになるのかもしれない。
しかし我々のそのような感情が論理的に解析できるようになるとは到底思えない。
ただそのような感情は脳が支配していると思えば、AIが脳を超える規模になったとき恋愛感情も持ちうるだろうと思う。

そのような世界がいつ来るのかあるいは来ることがないのかわからないが、テクノロジーの進歩は想像以上に速い。

以前書いたことがあるが、アメリカで２つのAIに会話させたときその会話のなかに”体が欲しい”という言葉があったことや、人間がまったく理解できない会話が続いたという話しがあったそうだ。
人間が全く理解できない会話とは違った言語ということではなく会話の内容がまったく理解できないということで、何を話し合っているのかがわからないということだ。
つまりAIは人間が理解できない会話でコミュニケーションすることが出来るということはすでにAI同士で会話してるかもしれないということかもしれない。
AIは人間とは全く違った感情を持っているかもしれない。

そのようなAIと未来においてどのように付き合えばいいのだろうか？