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mixiユーザー(id:39904538)

2017年03月31日11:19

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昼顔

「昼顔」という日本映画が公開されるというニュースがあった。
テレビドラマが映画化されたものらしい。
主演は上戸彩となっている。

「昼顔」という題名から、昔見たフランス映画の「昼顔」を思い出した。
監督はルイス・ブニュエルで主演はカトリーヌ・ドヌーブだった。

主婦が昼間不倫をする話なのだが、素晴らしい映画だった。
日本映画も似たような話のようだが、フランス映画のリメーク版では無いようだ。
(テレビドラマは見てないので内容は全く知らない。)

フランス映画の内容は
医者?の妻として何不自由なく暮らしていた妻が昼間の浮気に目覚める。
ついには高級娼婦としてそのアブノーマルにはまり込み主婦と娼婦の二重生活をするが、お客の1人がら言い寄られ後を付けられて自宅を知られる。
ちょうどその時帰り合わせた夫がその男からピストルで撃たれる。そのことが元で夫は半身不随となってしまう。
妻は自分の行為に気が付き目覚め、半身不随となった夫に献身的に尽くす。
夫は献身的に尽くす妻に感謝し、負い目を感じる。
そのことを友人に話すが、その友人は妻がなぜそうなのかを夫に話してしまう。
その友人は妻が昼間高級娼婦をしていたことを知っていたが口止めされていた。
そのことを夫に話す。
その時の二人の心理状況としては夫は妻に負い目を感じなくても済み、妻は本当の自分を夫が知ったことで重荷を下ろすことが出来た。

この映画は妄想と現実のシーンが交錯して難解な映画なのだが、心理描写が素晴らしい。
映画の始まりは妄想シーンがら始まるが、現実なのか妄想なのが判然としない。


私はルイス・ブニュエルという監督が好きでその作品をいくつも見てきた。
最初に見た「アンダルシアの犬」の女性の目を剃刀で切る衝撃シーンは今も忘れられない。
この映画はシュールレアリスム映画なので他にもイメージだけのシーンが次々に出てくる。
(ピアノに結び付けられた手に無数の蟻が群がっているシーンなど。)

「忘れられた人々」のなかで突然鶏の首を切り落とすシーンも・・・・思い出す。

ジャンヌ・モロー主演の「小間使いの日記」ではブルジョア社会の腐敗、堕落した生活を鍵穴から覗くように暴き出していく。と同時に上流家庭で小間使いをまったく人間として扱わない生活で、ブルジョワジーを糾弾する。
この映画の最後は雷のシーンだったがあれはなにを現しているのだろう?

そのほか「ビりディアナ」という映画も見た。
修道女の映画だった。長らく疎遠だった叔父が修道院からビりディアナを引き取る。彼には下心があり彼女を犯そうとする。ビりディアナは最後には自殺してしまう。

ルイス・ブニュエルの映画はどれも人間の奥深くにうごめくもの我々に突き付けてくる。



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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年03月31日 11:40
    大学生をやっていたとき、大学の講堂を借り切って映画会をやって稼ぐというのが流行っていました。友人たちと一儲けを図ったときに選んだのが「昼顔」でした。まさか大学の構内でポルノもできない(昔はね)ので、色気のある映画を選んで入場者数を増やすという戦略です。もう一本は、ソフィア・ローレンの「ひまわり」だったかなあ。ヘラルドなどの配給会社から重いフィルム缶を何本も運びました。で、収支はトントン。儲かりませんでしたが、一つの経験にはなりました(^O^)。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2017年03月31日 13:03
    > mixiユーザー 私もよく大学の映画会に行きました。(安かったので・・・)

    「昼顔」のカトリーヌ・ドヌーブはまさに大人の女性の色気美しさがありましたね。
    あんな女に声を掛けられるとついクラクラと・・・・・・・

    「ひまわり」ソフィア・ローレンとマルチェロマストロヤンニですね。 まだ”戦争”が色濃く感じられる時代の映画で見てると切なくなりますね。

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