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2020年06月30日06:49

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ネジバナ

緑地帯の原っぱにネジバナ(捩花)が咲いてゐます。なかなか咲いてゐる場所を探すのが難しい花です。短期間で世代更新を続けてゐく花だからのやうです。造成地などに短期間で大群落が形成されることもあれば、それが数年で完全消滅してしまふこともあり自生状況が安定しない花なのです。

主に日当たりのよい平地に自生します。公園の芝生や緑地帯、道路脇など人間の生活する身近な環境の場所にもよく見られます。群生状態で自生していることが多く、初夏に花茎を長く伸ばして、小さな花がらせん階段を上るようにねじれながら次々と咲いていく姿が実にユニークです。左巻き右巻きがあります。

捩れるやうに咲く様子から「ネジバナ」の名前があります。別名のモジズリは織物の一種「忍捩摺(しのぶもじずり)」に由来しているといはれてゐます。花色は桃色と白のツートンカラーのものが一般的ですが白い花や淡緑色の花を咲かせるものもあります。今年はウチにも一本だけ咲いてゐます(3枚目)。



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