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2020年06月29日06:35

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タイサンボク

緑地帯の公園の入口にタイサンボクが咲いてゐて、傍へ行くといい匂いがします。ウチのは昨秋剪定したためか、今年は花の姿が見られません。タイサンボクは北米南部の原産で、明治の初め(1873年)に渡来しました。英名はマグノリアですが、漢字で泰山木・大山木と書きます。

大きな花や葉を付け山のような泰然とした姿から名付けられたと言はれます。また、花が大きな盞の形をしているから大盃木とも書きます。英名のマグノリアはタイサンボクを含むモクレン属の植物のことで、3月から開花する白モクレン、次いで開花する紫モクレンとは仲間です。

5月の終わり頃から開花が始まるタイサンボクの香りは、マグノリアの中でも特に素晴らしく、他の花には無い上品な香りがします。花は高い木の梢に上向きに咲くので、近寄って嗅ぐ機会がほとんどありません。通常花付きの切り枝は流通していませんので、まさに高嶺の花といったところでしょうか。





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