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2020年06月02日06:13

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オオマツヨイグサ

オオマツヨイグサ(大待宵草)は昨日のツキミソウ同様、アカバナ科マツヨイグサ属の植物です。黄色いこの花は路傍や草地でよく見かけます。しかしツキミソウやヒルザキツキミソウはあまり見かけなくなったので、最近ではこちらをツキミソウと呼ばれることが多くなりました。

原産は北アメリカですが、ヨーロッパで園芸用として作られました。日本では明治の初めに鑑賞用・園芸用として渡ってきました。夕方にあざやかな黄色の花を開花させ朝にはしぼみます。同じやうな花に、マツヨイグサ・コマツヨイグサ・メマツヨウグサ・ヒナマツヨイグサなど仲間があります。

竹久夢二の詩に「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草(よいまちぐさ)のやるせなさ」とあります。この詩のタイトルは「マツヨイグサ」になったこともありましたが、結局最初につけた「ヨイマチグサ」に落ち着きました。ヨイマチグサの音感が詩に合ってゐるからと言はれてゐますが、間違って発表してもう訂正できなかったといふ説もあります。


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