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2020年04月03日06:55

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アオキの花

アオキと言ふと秋から春先まで見られる赤いナツメ状の実が浮かぶと思ひます(3枚目)。葉はもとより枝も一年中、緑色をしているので「アオキ(青木)」と名付けられました。学名は「アウクバ(Aucuba)」ですが、アオキの別名「アオキバ」に由来します。

実ばかりに関心が行きますが、3月〜5月にかけて直径1センチ程度の目立た小さな花が円錐状に集まって咲きます。花には雌雄があって、雄花(1枚目)は4枚の花弁に黄色い「葯」が4つあります。雌花(2枚目)も同じく4枚の花弁ですが、雄しべが退化し中央部が緑色なので、違ひが分かります。

果実は葉の終はった5月頃からつきますが、最初は青く、熟すと鮮やかな赤になり、翌年に花が咲くまで枝に残ることもあります。5月を過ぎてもきれいなナツメ型ではなく、歪な型になってゐたら、アオキミタバエが寄生した虫こぶで、アオキの別名はダルマノキです。



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