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2020年04月02日06:49

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オオバベニガシワ

 
この時期になると、新芽の紅色や若葉のサーモンピンクが目立つ木があります。オオバベニガシワ(別名オオアカメガシワ)です。在来のベニガシワ(別名アカメガシワ)に似て、より大きな葉を持つことからオオバベニガシワと命名されました。オオバベニガシワは大葉紅槲(柏)と書きます。

オオバベニカシワとベニカシワはともにトウダイグサ科の植物です。葉の形・色が似てゐますが、色が鮮やかな方がオオバベニガシワ、くすんでいる方がアカメガシワです。柏餅を包むブナ科のカシワの葉とは全く違ふものです。

新芽が出始めたオオバベニガシワに臙脂色の果実のやうなものが幹にじかにくっついているのを見つけました。二日後に見に行くと、果実と思った蕾からヒトデのような形をした黄色い小花が多数が泡を吹いたように咲いてゐました。これは雄花で雌花はマンサクのやうな糸状の花を咲かせるさうです。


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