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2020年02月27日07:21

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アオキのミフクレムシ

アオキの花蕾が大きくなってきました。あと2〜3週間もすれば開花すると思われます(2枚目)。花期は3〜5月で、小さな褐色を帯びた紫色の目立たない花が咲きます。花の後の5月頃に2 cmほどの形の良い卵形楕円形の実が付き、最初は緑で秋になると赤く色づきます(3枚目)。

赤い実は、11月ぐらいから翌5月頃までなってゐますが、大抵は春になる頃には鳥に啄まれなくなってゐます。ところが緑地帯に昨年実った果実が青いまま、あるいはすこし赤くなったままついてゐました。きれいな卵形楕円形ではなく歪な円形やだるま型になってゐます(1枚目)。

ミフクレフシと呼ばれる状態で、実が部分的に膨れ、ダルマノやうに変形したものです。アオキの別名はダルマノキです。アオキミタマバエといふ虫が6〜7月頃に実の中に産卵し、幼虫が実の中で越冬し、4〜5月に蛹になります。実の中で幼虫が育って、実が変形しきれいに赤くならないというわけです。



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