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2020年02月20日06:51

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南千里公園の大木

南千里公園の冬景色です。すっかり葉の落ちた高木の立木が二か所あります。いずれも牛ヶ首池越しに写したものですが、この距離で見る限り区別が難しい立ち姿です。1枚目はメタセコイアで、2枚目はラクウショウです。とくに葉の落ちた今頃は木の高さも木の形もよく似てゐます。

メタセコイアはご存知、生きた化石と言はれるスギ科メタセコイア属の大木です。化石でしか見られなかったものが、1946年に中国の四川省に生きているメタセコイアが発見されました。1949年に日本政府と皇室がメタセコイアを譲り受け、全国各地の公園、並木道、校庭などに植えられるやうになりました。

ラクウショウ(落羽松)は北アメリカ東南部からメキシコ湾岸の湿地を原産とするスギ科ヌマスギ属の高木です。日本に来たのは明治時代で、よく似たメタセコイアと共に公園などに植栽されてゐます。ラクウショウには根が地面に突き出る「膝根」(呼吸根)と呼ばれるものが生じるので区別ができます。(3枚目)




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